2012年11月2日金曜日

世界のホンダ 本田宗一郎が愛した味「東長崎鰻屋」と柳亭市馬師匠

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柳亭市馬師匠の話を以前 取り上げさせて頂きました。
師匠の話を取り上げた時から ご紹介させていただきたいお店と市馬師匠とそのお店の
逸話がございます。

市馬師匠が小さん師匠の最後の内弟子であることは ご紹介させて頂いた通りですが
その小さん師匠が「噺」と同様、いやそれ以上に愛情を注いだものが「剣道」で
ございます。
ご自身も「落語と剣道、どっちが好きかって聞かれたら、剣道っていいますよ」と語ったほど
の入れ込みようだったとか。
懐かしいお姿です。
目白でございましたご自宅を改装した剣道場で小さん師匠と写っている若かりし頃の
市馬師匠をHPで拝見することができます。

目白駅を降りて目白通りを左に向かって進んでまいります。道向かいが豊島区目白。
道なりにぶらぶらと進んでまいりますと 山手通りにぶつかります。山手通りを隔て 西側が豊島区南長崎。
この南長崎には、18歳で大分から上京。そして最後の小さん師匠の内弟子となり、
今や古典落語の第一人者と呼ばれる 市馬師匠がお世話になった
鰻屋」がございます。
私が市馬師匠を知ったのは、この「鰻屋」でございます。

私の父の代からご縁があり 私が小学生の頃から その味で お客様を魅了し続ける
「鰻屋」は「世界のHONDA」創業者本田宗一郎氏がその味を愛したお店です。

平成の世でもその言葉が色あせないところが素晴らしい。
修業中の市馬師匠を物心両面で支えたと 父から聞いたことがあります。
多くのお客様に舌鼓を打たせる鰻を提供し そして後世の古典落語の第一人者を育てる
器量を持つ。
なにかと世知辛いこのご時世の「昭和の粋」でございます。

粋な所作、素晴らしい声、見るべきお姿です。
市馬師匠が駆け出しの弟子時代からはや30年以上過ぎようとしています。
小さん師匠の教えを引き継ぎ、古典を今に伝え続ける「本物」は
「本物」で本田宗一郎氏を始めお客様を満足させてきた「鰻屋」に育まれたのだと
確信します。
そして今日も「鰻屋」は 風化することなく変わらず美味しい鰻を提供し続け、お客様を
魅了しています。

「整いました」
「鰻屋とかけてTerra Creta Estate とときます」
「その心は」
私共シネオメガも「粋」な会社でありつづけたいと願っております。
「風雪に耐え、いつも変わらぬ本物です」
おあとがよろしいようで・・・
良い週末を お過ごしください。

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